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コラム

「あと付け雪止め金具」の種類と素材と選び方と価格(瓦編)

「あと付け雪止め金具」の種類と素材と選び方と価格(瓦編)

大雪の際に屋根に積もった雪の落下を防ぐ事ができる「雪止め金具」
その雪止め金具には屋根材によって取付ける商品が変化し、また期待する効果によって素材が変わります。
ここでは、雪止め金具の種類と素材についてを屋根材ごとにご紹介いたします。

【瓦屋根】

「瓦屋根」といってもその数は100種類以上あるのではないでしょうか。

瓦といえば「日本瓦」「和瓦」の事を指すのが一般的だと思いますが「洋瓦」も瓦と表されます。

瓦の最大の特徴といえば、「耐久性」です。

瓦は厚みもあり、硬質の為、少しくらいの衝撃では割れることはありませんので世界一過酷といわれている日本の気象条件には非常に適している材料だといえます。

しかし強度を図る為に硬質になっており、材料本体の重さは他の屋根材と比べると必然に重くなります。

阪神淡路大震災・新潟県中越地震・東日本大震災・熊本地震では瓦屋根の落下被害が多かったのも事実で、それによって近年は瓦屋根は敬遠される傾向があります。

※瓦屋根が悪いわけではありません、各震災で落下してしまったのは旧工法(真ん中の平瓦は置くだけ)のものになりますので、新工法(瓦材を全て釘打ちして留める)であれば大丈夫です。

その瓦材ですが品質上、表面が非常に滑りやすくなっておりますので、積雪後は雪が滑り落ちやすくなります。

下記6つがよくある瓦の種類雪止め金具の種類・工法となります。

①和瓦用雪止め(富士型)

和瓦で代表的な雪止めというとこちらのものになります。

正面から雪止め金具を見ると富士山のように見えるため「富士型雪止め」といいます。

高さは約7センチで幅は約12センチで錆びにくいステンレス製のものが一般的になります。

この雪止めは瓦1枚に対して雪止め金具を1つ取付けます。

写真の段違いに金具を取り付ける事を「千鳥(ちどり)」といいます。

金具の取付けは付けたい部分の瓦を手で持ち上げて差し込むだけです。

あとから金具を追加する場合は瓦の重さで外れることはないので、釘留めはしません。

【施工例】

工事価格(材料・工賃)は一般的な大きさの家であれば7万円~10万円程度になります。

②平板瓦用雪止め(扇型)

平板瓦とは洋瓦の中のひとつになります。

洋瓦とは文字通り「洋風な瓦」で、和瓦と違いスタイリッシュなデザインと軽量化に重点をおき開発されたものになります。

また地震対策も万全で各部位がしっかり釘留めされており、また釘留めだけでなく繋がっている瓦同士がお互いを固定するように作られております。

具体的な商品名でいうと下記の屋根に取り付けることができます。

新東株式会社のCERAMシリーズ

三州野安株式会社のセラフラットシリーズ

株式会社鶴弥のスーパートライ110シリーズ

こちらはステンレスの雪止めを瓦同士の間に滑り込ませて差し込み引っ掛ける形状のもの。

雪止めを正面から見ると扇のように見えるため「扇型」といいます。

前記しましたが、この瓦はかなり頑丈に固定してありますので瓦の隙間がほとんどありません。

差し込む際は専用工具で瓦が割れないように少しだけ持ち上げるようにします。

雪止めは見えない部分になりますが、瓦に引っかかり外れない形状になっておりますが、念の為コーキング(建築用ボンド)でも固定をします。

【施工例】

工事価格(材料・工賃)は一般的な大きさの家であれば7万円~10万円程度になります。

③平板瓦用雪止め(L型アングル雪止め)

平板瓦の表面は非常に滑りやすい表面加工が施されております。

よって②の雪止めだけでは十分な効果が表れない事があります。

その際はこの「L型アングル」を増設することによって、更に強度が増し落雪を防ぎます。

アルミアングルの高さは4センチで素材上軽量なので屋根に掛かる負担はほどんどないと思っていただいて大丈夫です。

アルミアングルは落下しないようにステンレス製のビスで固定をします。

欠点としてはアルミアングルを取り付けるので材料費という部分で②よりも工事金額が割高になります。

近隣への落雪の可能性を少しでも下げたいという方には費用はかかりますが、オススメの工事となります。

【施工例】

工事価格(材料・工賃)は一般的な大きさの家であれば8万円~12万円程度になります。

④スパニッシュ瓦用雪止め(富士型)

「スパニッシュ瓦」これはスペイン風の瓦=「S瓦」ともいいます。

S瓦は洋風住宅をイメージさせ個性的で温かみのある屋根材になります。

デザイン性を考えたこの瓦屋根は「見せる屋根材」として作られております。

「見せる屋根」ということは地面にいる人が見えなければ意味がないので、屋根が急な勾配になっていることが多くあります。

その為、積雪・落雪に対してはあまり評価をすることができません。

よって、落雪対策として雪止めをしっかり取付ける事が大切だと考えます。

このS瓦はステンレス製の富士型の雪止めを取り付けいたしました。

瓦表面に光沢があり、雪がよく滑りやすくなっていたようです。

【施工例】

工事価格(材料・工賃)は一般的な大きさの家であれば7万円~10万円程度になります。

⑤スパニッシュ瓦用雪止め(マウント型)

S瓦の山の頂点に付ける雪止め金具という意味を込めて「マウント型」という商品もあります。

この商品はS瓦の専用品ということで富士型より材料が割高ではありますが落雪防止の効果はあります。

また瓦の山と谷に沿ってシンプルな一体的な形状になっているので、スッキリと屋根を見せることができます。

このマウント型は2つのパーツで構成されており、1つめのパーツを瓦の下に差し込み、もう1つのパーツを瓦を挟み込むように取付けます。

よって瓦屋根を外さずに施工ができ、非常によく考えられて作られた商品だと思います。

材質もステンレスで黒・茶色の色付きがありますので、屋根の色と合わせて取付けが可能な商品です。

【施工例】

 

工事価格(材料・工賃)は一般的な大きさの家であれば10万円~14万円程度になります。

⑥波型セメント瓦用雪止め(マウント型・L型アングル雪止め)

強化セメントで作られた波型形状の瓦材の雪止めです。

他の屋根材の進化により新築ではあまり使われなくなりましたが、一時流行った時期があり、この屋根のお宅は数多くあります。

具体名としは「セキスイ BROOK(ブルック)」という商品がこれにあたります。

こちらも後付けの雪止め金具の取付けが可能です。

まずマウント型の雪止めを屋根材の間に滑り込ませて屋根材の上部に引っ掛けます。

雪止めは引っ掛けた後にしっかりコーキングで補強固定をします。

次にその雪止めにL型アルミアングルを増設します。

この工事も③と同じ2段階の工事となるので、お隣の家の車が近くにある等で絶対に雪を落とせない状況の場合に効果があります。

費用もアルミアングルを取り付けることよって、増額されますので十分検討をしてみてはいかがでしょうか。

【施工例】

工事価格(材料・工賃)はマウント式の場合は8万円~12万円程度、アルミアングルを追加したい場合は12万円~16万円程度になります。
 
【「あと付け雪止め金具」の種類と素材と選び方と価格(カラーベスト編)はコチラ】
 
【落雪を防ぐ「雪止め」って?雪止め工事に関するよくある10の質問】
 
※工事価格は屋根の形状・傾斜・大きさ・金具の量・周辺環境によって変動いたしますのでご注意ください。

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